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発達障がいのある子どもへの思春期以降の支援における課題
今日は大阪LD親の会「おたふく会」の20周年記念事業の3回連続講座の第2回目。

大阪府こころの健康総合センター診療部長の亀岡智美先生のお話で、「発達障害のある子供への思春期以降の支援における課題 ~精神医学的症状や不適合行動に焦点をあてて~」というタイトルでの講演でした。

予想よりたくさんの人数が申し込まれたということで、会場の椅子も足りないということを事前に聞いていたので、うちの会社から椅子を10脚もっていってスタンバイ。

150人弱の参加者でした。

大盛況で、13:30~16:30まで。

私の役目は、副代表ということで司会。

最初15時ごろまでは精神疾患からみた発達障害の分類や発達障害の説明、支援状況などの説明、そしてタイトルのとおり思春期以降における課題などをお話していただきました。

就労の壁、トラブル事例。支援の事例。やはりこのような講演では「その人の特性理解」というのがでてきます。特性を理解して共有することで信頼感が生まれる。

そして「支援の目的」を本人と共有することが大切。支援して欲しくないのに支援を強制することは出来ないし、あくまでも本人と支援する人との目的共有とすることも大事という話等など、参考になること、ためになる話満載でした。

休憩15分、この間に質問がある方は質問用紙を書いていただきました。

そうすると集まる集まる。40枚弱は集まったでしょうか?さすがに全部は答えきれないなと判断して、後半講演していただいている間に、私が分類して、代表で質問に答えていただくディスカッション方式になりました。

後半は支援について、障がいについての療法の説明や関わり方のポイントなど具体的な事例も話していただきながらとても参考になるものでした。
関わり方について印象深かったのは、「できるだけ肯定的な表現に言い換える。(否定的な言葉は避ける)」「出来ることと出来ないことをハッキリさせ毅然とした態度をとる」ということでした。

そして「自立」という定義についても、自己決定、自己責任という概念で、自分で出来るように仕向けることではなく、本人が決めた内容にしたがって支援することを意味する。ということでした。
うちの経営理念の主体的に行動する「自立」の部分と全く同じ考え方だなと思いました。

講演の最後には組織的な支援の説明などがありとても参考になりました。

そして最後15分間、皆さんの質問をまとめてのディスカッション方式で、私と先生一対一のやり取りの中で、先生が答えられる範疇の質問や、とても多くあった質問の内容を5点ほどまとめて話をさせて頂きました。

発達障がいで不安な人へのアドバイス、フラッシュバックに対する対応、診断機関のことなど、たくさんある質問のなかから、先生に投げかけ、そしてやり取りの中で分かって頂こうと頑張りました。

今回は、なかなか自分でもうまく対応出来たのではないかと思います。場慣れなんでしょうね。

たくさんの人が来てくれて、そしてとても勉強になるお話を頂けたこの機会をありがたく思いました。

また今度3回目も司会らしいです・・・・

| もろもろ::障がいをもつ人 | 11:15 PM | comments (0) | trackback (x) |

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