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北木島
今日から北木島。母の実家で瀬戸内海の小さな島。こんなところ

漫才コンビ千鳥の大吾のふるさとでもある。最近それで知っている人は多い(ネタにしてるからね)
やたらポスターなんか貼ってある。(後援会もある)

父母は電車で一足先に行っている。普段空き家の叔母の家を片付け、泊れるようにするためだ。

母は一番末っ子、一番上の姉とは30近く離れている。姉の子供の後に生まれているので、年上の姪から叔母さん呼ばわりされてたりする。

そんな感じで、毎年片付けてくれていた叔母が80を越えているために若い??父母が先に行って片付けている。今年からこの流れを作っておけば毎年帰れるって感じなのだ。

私たちは朝?夜中?2時半起き。ETCで4時までに高速に入ると40%割引らしい。ということで、それまでに入るために、3時半頃、家を出発。

無事4時までに料金所を通過することができた。

目標は笠岡発、7:20のフェリーだ。

道中、いつもながら高速道路を飛ばしたい私に対し、ちょっとスピードが出ただけで横にいる嫁が、「飛ばしすぎやで!!なんでそんなに飛ばすの、ゆっくり行けばいいやん!!」って突込みが入る。

いくら厄年で今年はついていないとはいえ、あまりにも何度も注意されるので、「アベレージ120でと思っていたら、ついつい坂道とかで130ぐらい出てまうねん!!そんなんずーっとメータ見てるわけじゃないからわからんやろ!!」とついつい軽く切れてしまう。

その後、軽い沈黙が・・・・

そこを気を使って喋りかけてくれるのが基だ。中学生になって本当に立派になったもんだ。そんな細かい気遣いもしてくれる。
学校の先生も、心憎いほどの気遣いをしてくれる良い子と言ってくれているので、勉強なんかできなくっても関係ない(まあ、そこそこ頭はいいらしい)、やっぱりそんな気遣いができる人間になってくれているというのが本当に嬉しい。ちょっと親バカも入っているが。

助手席も嫁から基に交代していろいろ話す。

私もちょっと切れたことに反省して、速度は控えめ。

「目的地まで、あと130キロ、時速90キロであとどれぐらいかかる?」「ガソリン残量が40リットル、リッター7キロ計算で残10リットルでガソリンを入れようと思ったら、あとどれぐらい走れる?」といつも走行中にいろいろ考えている計算問題を出したりなんかして学力測定してみる。

なかなか立派なもんだ。子供って知らない間にドンドン成長していくなと実感しながら道中を楽しくドライブ。

妹家族も一緒に帰省なので、笠岡出口一つ前の道口PAで休憩。

普通に飛ばしていたら同時間帯ぐらいについていたのが、ゆっくり走っていたので妹家族から30分ぐらい遅れて6時半に到着。

そこで乗るフェリーの時間が8:05だと知る。それだったらもっとゆっくり来たのにと時刻表を確認すると、7:20にもちゃんとフェリーがある。しかし、いつも乗っている気の良い兄ちゃんがいるフェリーが8:05ということ。

それじゃーちょっと遊ぶかーということで、早朝からうろうろ探検。

いつも通りこんな蛾もいたりする。

都会にはこんな大きな蛾はいないけど、なんで深夜、早朝のPAとかには必ずいるんだろう?と不思議に思ったりする。

でもさすがにすることが無く、とりあえずフェリー乗り場に行ってみるかということで、7時ごろ出発。

着くころに丁度7:20発のフェリーが着いたところ。

それを見逃してフェリー乗り場でしばらく遊ぶ。その間に妹夫婦の荷物を私の車に積み込む。車一台で島に渡るからだ。(節約、節約)

こんな可愛いゲストも参加。たっくんは逃げ回っているが、妹家族の子供たちは怖いもの知らずで、平気でつかむ。
まだ力加減も分からないのでつぶしそうになりながら。

あまりにもかわいそうなので放してやると、チョコチョコこっちを見ながら逃げていく、とても可愛い。子供のころは一日中こうやって遊んだものだ。

フェリーの中でいつもの気の良い兄ちゃんと話をする。ずーっと20年ぐらいフェリーに乗っていてほとんど一年中休みが無い、最近引き継ぐ人ができたんで月に1回ぐらいは休むことはできるけど、休んでるとなじみの人がねー。っていいながら気さくに話してくれる。
最近はフェリーの乗客も3割ぐらい減ってきて、しかも重油高でダブルパンチ、値上げするとまた人や車が減ったりするし、なんせ競合に取られるからなー(競合フェリーはもう一社)と、ここにも経営課題が・・・・

やっぱり今の時期、どこもかしこも大変なんだなーと、大自然の海の真ん中で思う。でも人が減るのは島の人口が少なくなってきたからだとか。やっぱり島では年のいった人が増えてきて、だんだんと減ってくるんだろう。そういえば、子供や若者はあまり島では見かけないし・・・・・

この島も人が住まなくなる日が来たりするのかな?私はとっても大好きな島なんだけどな。

フェリーが到着して家の近くの港に着くと既に両親は一輪車と荷押し車をもって待っていたところ。3日ぶりだ。

荷物をせっせと運んで、一息ついたらいつも通り浜辺へ直行。もう一週間前ぐらいから子供たちが楽しみにしていた海だ。

いつもながらのプライベートビーチ状態。

着いたら早速子供たちは海にドボーン。思う存分泳ぎを楽しむ。私もターフの設置、荷物の整理と、とりあえず一通り終わったら辛抱たまらず、海にドボーン。しばしの間子供たちと戯れる。

こんな広い海にプカーと浮かんでいると、いつもの生活が夢のよう。プカーと浮かびながら、人間ってもっと自然と共存しあいながら生きていけばいいのにと思う。

便利なものを追求するあまり、無くなっていくものが多いいのではないだろうか?いつもの自分は地域活性化とか、利益とは?とか考えているけど、どうなんだろう?

北木島に来て不便なことは、冷蔵庫が壊れかけているということ。食料の保存がままならないということ。
テレビも無い家で使う電気は、携帯の充電、家の明かりぐらい。いま十分に食料が調達できれば、この島で生きていけるのではないだろうか?

確かに診療所が島に一つしかない(医者がいるのかどうかは知らないけど)こと等の心配な部分はあるけれど、交通手段が無くなり、便利なものが一切無くなったとき、どうなるかということを、いつもこの島に来たら考える。

東京まで3時間、個々の人間の活動できる範囲がとてつもなく広くなっていく事は本当にいいことなんだろうか?

極論、地域内で自給自足して、そしてプラス社会活動ができれば、それで十分では無いのだろうか?

この世の中は複雑になりすぎている。マネーゲームで物価が高騰、新しい技術、新しいビジネスモデル。未来なんてとてもじゃないけど予測できそうに無い。本当にこんな世の中を誰が望んでいるんだろうか?

なんてことを考えながらプカーと浮いてたりする。

浜辺の食事はおにぎりと缶詰。海で食べると何でもうまい!!

この日は4時ごろに満潮だったので、満潮になる前に帰る。

家に帰って、風呂に入って、ゆーったりしているとあっという間に夕食。この日は寿司。叔父さん、叔母さんが私たちのためにわざわざとってくれたのだ。

その気持ちに感謝しながら、皆でわいわいつつきあう。島ではなーんもすることが無いので、トランプやらおしゃべりしながら夜を待つ。そう花火!!

8時ごろ、浜辺に花火をしにいく。浜辺まで、徒歩2分。子供たちはわいわい言いながら花火をしていたが、虫が思った以上に多くて10分ぐらいで退散の様子。持ってきた打ち上げ花火の半分をやって締めくくる。

さて、その後は釣りだ。基と波止場に行って釣りをする。サビキ釣りということでネットでも情報を仕入れたし、去年よりはもっと釣れるだろうと期待して、釣りを始める。

釣れないぞ??なぜだ!?坊やだから?。いやいや珍しくいた先客も釣れていないみたい。そういえば去年みたいに魚影が全然見えないし、なにより魚が集まっている気配が無い。

1時間ほど悪戦苦闘したが一匹も釣れず。明日も釣れんかったら二度と釣りはせんぞ!!といらちの私は基に宣言して、明日、朝早くから釣りに行き再戦することを決意。

まあ、今日はこれぐらいにしといたろって気分で帰り、いい風に当たり、静かな夜をじっくりと楽しみながら寝たのでした。

| 家族::お遊び | 11:38 PM | comments (0) | trackback (x) |










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