DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
DXとは、デジタル技術を活用し、 既存のビジネスに新しい価値を生み出すことや、企業の組織や風土を変革することを指します。単なるIT化やシステム化とは異なり、より広範な視点で企業の未来をつくる取り組みです。
IT化・システム化との違い
システム化 :業務にシステムを導入すること
IT化 :システム導入を通じて業務を改善すること
DX :デジタル技術を活用し、企業の変革や新たなビジネスを創出すること
DXの実例
例えば、職人仕事で技術の継承が難しく、新人は入ってもすぐに挫折して辞めてしまうかそもそも応募がなく採用ができない会社があったとします。
職人が抱えていた技術を標準化してまとめ、社内での研修の仕組みを構築したことで、人材育成と採用がスムーズになったとしたら、それは企業風土を大きく変革することに繋がるでしょう。研修事業や研修プログラムの外部販売事業ができるようになるかもしれません。これがDXです。
DXを実現するには
このDXを実現するには、システム導入だけでなく研修内容の聞き取りやまとめ、プログラム作成ができる人材が必要です。仕組みづくりを計画し実行するプロデューサーや、使いやすい教材・システム画面といったインターフェースのデザインやそれができるデザイナなど、必要な要素は多様です。
システム開発会社ができることはシステム作りに限られますが、大きなDX推進の流れの中でできることは小さくないと考えています。