就業規則には、日々の業務運営や労働条件に関する様々な事項が定められています。これらの詳細については、社員は社内システムを通じて、在宅・出社を問わずいつでもファイルで確認することができます。
ライフステージに合わせた「短時間勤務制度」
社員が月ごとに勤務時間を週30時間・35時間・40時間の3種類から選択できる「短時間勤務制度」を取り入れています。これにより、例えば障がいのある社員が徐々に勤務に慣れるため、育児や介護と仕事とを両立させるため、あるいは休職からの段階的な職場復帰を目指す社員など、個々の状況に応じた柔軟な働き方をサポートしています。
細やかな予定に対応できる「時間単位有給休暇制度」
年次有給休暇のうち、年間5日分(40時間)までは1時間単位で取得できる「時間単位有給休暇制度」を導入しています。この制度は、子どもの学校行事への短時間参加、自身の通院、あるいは過集中などで業務のペース調整が必要な社員が一時的に休憩を取るなど、半日単位の休暇では対応しづらい細やかなニーズに応えるためのものです。
メリハリのある働き方を推進する「残業の原則禁止」と「事前申請制度」
奥進システムでは、業務効率を重視し、定時で業務を終えることを基本としています。日常業務においては、作業分担の見直し、翌日への作業の繰り越し、お客様との納期調整などを積極的に行い、残業をしないための工夫を優先します。やむを得ず時間外労働が必要となる場合は、事前に上長への申請と許可を必須とする「事前申請制度」を運用し、社員の健康とワークライフバランスを守るため、不要な残業の抑制に努めています。
社員の成長と公正な処遇を実現する「人事評価制度」
社員の努力と成果に適切に報い、さらなる成長を支援することも、働きやすい職場づくりには不可欠です。奥進システムでは、以下の考え方に基づいた人事評価制度を運用しています。
評価の目的と時期
年に1回、翌年度の給与額決定のため、そして社員一人ひとりの成長を支援するために人事評価を実施します。
評価方法
「部署内360度評価」の採用 評価の公平性と多角的な視点を重視し、上司だけでなく、同じ部署の自分自身を含む複数の社員がお互いの仕事ぶりを評価し合う「部署内360度評価」を行っています。
主な評価項目
「実績」「情意」「能力」 社員の貢献を多面的に捉えるため、「実績考課(目標達成度やその過程)」「情意考課(職務遂行時の行動・態度)」「能力考課(業務に必要な知識・スキルなど)」の3つの主要項目で評価します。
公平性の確保
障がいの有無によって評価項目や評価基準が変わることは一切ありません。すべての社員が同じ土俵で評価され、その能力と成果が正当に認められることを保証しています。
フィードバックと成長支援
評価結果は必ず本人にフィードバックし、上長と今後の成長に向けた話し合いの機会を設けています。これにより、評価を成長の糧とし、キャリア形成をサポートします。