OpenPEARでPDFの位置合わせを楽に出来るようにしたPDF_Support_Libraryを 公開しました。

OpenPEARでのPDF_Support_LibraryのURL
http://openpear.org/package/PDF_Support_Library

概要
tcpdf+FPDIの組み合わせでPDFを作っていたのですが、PDF表示の位置合わせが物凄く面倒くさかったので、位置合わせが楽になるようにライブラリを作りました。
座標を指定する箇所をCSVで指定するように切り出して、CSVの部分でどういう種類（文字列、線、四角形、画像）の出力か、フォントサイズ、色等を指定するようにしました。
位置を合わせやすくするためにグリッドを追加しておき座標を指定しやすくしてます。
文字出力のデバッグ用に枠線や背景に色をつけれるようにしています。

使い方
/trunk/index.phpにサンプルを置いています。
ここでライブラリクラスの読み込み、背景のPDFファイルと位置合わせのCSVファイルの読み込みを行って、入れたい部品を名前と内容を指定して記述しておきます。
文字列の場合は
setWidgetString()関数を使用します
線、四角形、画像の場合は
setWidgetVisible()関数を使用します

/trunk/parts/example.csvに位置の情報などを指定します。
部品ごとの指定値は次の通りです。

種類	テキスト	線	四角形	画像
第1項目	名前	名前	名前	名前
第2項目	部品タイプ (text)	部品タイプ (line)	部品タイプ (rect)	部品タイプ (image)
第3項目	コメント	コメント	コメント	コメント
第4項目	左上X位置	左上X位置	左上X位置	左上X位置
第5項目	左上Y位置	左上Y位置	左上Y位置	左上Y位置
第6項目	右下X位置	右下X位置	右下X位置	右下X位置
第7項目	右下Y位置	右下Y位置	右下Y位置	右下Y位置
第8項目	文字色 （#ffffffという形で指定）	線色 （#ffffffという形で指定）	四角形の色 （#ffffffという形で指定）	ファイルパス
第9項目	フォントのサイズ	線の太さ	塗りつぶすかどうか 0=塗りつぶさない 1=塗りつぶす
第10項目	行数
第11項目	水平位置(L,C,R)
第12項目	垂直位置(C,B,T)
第13項目	ボールド 0=無し,1=有り
第14項目	イタリック 0=無し,1=有り
第15項目	アンダーライン 0=無し,1=有り